2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧
「夏目漱石の美術世界展」を鑑た。 @藝大美術館 http://www.tokyo-np.co.jp/event/soseki/outline.html まさに漱石脳内美術館。 「吾輩」の装丁から始まり、 漱石が留学時代に見た ターナー、ロセッティ、 ジョン・エヴァレット・ミレイ、 サルヴァトール・…
村上春樹『色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年』について ネタバレなし。引用あり。 ストーリーは興味深くて最後まで読ませるだけの力はあったし、 「色彩」を軸に小説を進めつつ、 彼とヒロインとの会話は素晴らしいものであったけれど、 構成に関して…
良い絵があった。「うずくまる」F8号 五百住乙人 「緑だ」と思った。全体が緑がかっている。 真ん中に大きく描かれた女性は横向きで、ひざをかかえてうずくまっている。 その女性と背景も全て淡い緑色。 女性は沈んでいるわけでも考え込んでいるわけでもな…